地平線を越えて:ICT革命とユニバーサル社会
この資料は、NCD(全米障害者協議会)が2006年12月に出したレポートを主な著者であるGregg Vanderheiden氏の許可を得て、日本語に翻訳したものです。本来のWebサイトはこちらです。(英文)
支援技術やユニバーサルデザインについての動向や、今後のICTの進化にともなうさまざまな予測を、ポジティブおよびネガティブな視点で書き起こしたものです。今後のICTを、多様な人々にとってインクルーシブなものにしていけるのか、そのためにはどのような方策があるのかをまとめています。
米国政府は、現在、リハビリテーション法508条の改定作業に入っており、その背景や動向を把握する上でも有益な資料になっています。
なお、東洋大学の山田肇先生にご協力をお願いいたしましたが、翻訳の責任は、弊社にあります。ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、 mail@udit.jp までお願いいたします。
株式会社ユーディット(関根千佳、今井朝子、今井麻理子、梅垣正宏)
支援技術やユニバーサルデザインについての動向や、今後のICTの進化にともなうさまざまな予測を、ポジティブおよびネガティブな視点で書き起こしたものです。今後のICTを、多様な人々にとってインクルーシブなものにしていけるのか、そのためにはどのような方策があるのかをまとめています。
米国政府は、現在、リハビリテーション法508条の改定作業に入っており、その背景や動向を把握する上でも有益な資料になっています。
なお、東洋大学の山田肇先生にご協力をお願いいたしましたが、翻訳の責任は、弊社にあります。ご意見、ご感想、お気づきの点などございましたら、 mail@udit.jp までお願いいたします。
株式会社ユーディット(関根千佳、今井朝子、今井麻理子、梅垣正宏)
全米障害者協議会 ジョン・R・ボーン会長 2006年12月19日
目次
要旨
序
- 政策に変化をもたらす技術的進歩
- トレンド1:コンピュータは処理能力を拡大させ、サイズとコストを縮小
- トレンド2:新しいタイプのインタフェースを可能にする技術進歩
- トレンド3:いつでもどこでも繋がる―オンデマンドサービス
- トレンド4:バーチャルな場所、サービスプロバイダ、製品の創造
新しい可能性
- 可能性1:よりアクセシブルな主流製品(よりシンプル、より適応可能で、かつ主流ゆえの利点のより多いもの)
- 可能性2:より良い(より安く、より効果的な)ATと新しいタイプのAT
- 可能性3:QOLを向上させつつ純コストを削らすこと
バリア、懸念、課題
- 1. アクセシブルでないインタフェースへと向かう技術のトレンド
- 2. AT と互換性を持たない形式へと進む技術
- 3. アクセシビリティ規則ではカバーされない形式へと進む技術
- 4. 障害、AT、ユニバーサルデザインの定義
- 5. ビジネスケースの果たす中心的役割