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コンセプト

株式会社 ユーディット・・・・情報のユニバーサルデザイン研究所

Universal Design Institute for Information Technology (UDIT)

”You do it!”[障害者や高齢者に、「あなたが主役よ!」と伝える意味をこめている]

ユニバーサルデザイン(Universal Design)

株式会社ユーディットは、情報のユニバーサルデザインの普及を目指して活動しています。ユニバーサルデザインは「はじめから出来るだけ多くの人に使いやすいようにデザインする」ことです。私たちはITの分野で、このユニバーサルデザインを実現するために、ユーザーやデザイナー/メーカー、行政機関などと共に活動しています。

私たちがユニバーサルデザインを普及させるために、常に配慮している4つのコンセプトについてご紹介します。

  1. アスク・ゼム・ファースト(Ask them first)
  2. 情報技術(Information Technology)
  3. アクセシビリティとユーザビリティ(Accessibility and Usability)
  4. 仕事と生活(Work and Life)

アスク・ゼム・ファースト(Ask them first)

私たちの基本的なスタンスは「Ask them first(はじめに彼らの意見を聞く)」です。

新しくモノをデザインしたりサービスをはじめるとき、私たちは、まずはじめにそれを利用する当事者の意見を尊重します。ある人には何も不便のないことが、違う人にとっては深刻な問題であることもあります。また同じ問題でも人によって、課題やニーズが異なる場合があります。私たちは、そんな多様な当事者の1つ1つの声を大事にして、仕事を進めています。

情報技術(Information Technology)

インターネットやモバイルの技術は、私たちの生活に大きな進歩をもたらしました。それは高齢者や障がいのある人にとっても同じです。同時にその技術の早すぎる進化に私たちは当惑してしまうこともあります。

私たちは技術の光と影の両面を見つめ、よりよい情報社会の発展に貢献したいと考えています。

アクセシビリティとユーザビリティ(Accessibility and Usability)

私たちの考えるユニバーサルデザインは、アクセシビリティとユーザビリティの両方を兼ね備えたものです。「障害者専用」に作られたものは、確かに一部の人にとって有効でした。しかし同時に新たなバリアを生み出す原因にもなっています。そうした「障害者専用」のデザインを見直し、誰もが使いやすいデザインを考えるためには、アクセシビリティとユーザビリティの両方に配慮する必要があります。

仕事と生活(Work and Life)

私たちは生活者の視点を持ち続けるために、できるだけ仕事と生活の場を近づける努力をしています。それぞれ生活環境が異なる社員同士が仕事を続けていく方法として、テレワークの勤務形態を採用しています。

ITを活用したテレワークは、私たちの働き方を自由にしてくれると同時に、様々な人達とのコラボレーションを可能にしました。視覚に障害がある人と聴覚に障害のある人が同時に係わるプロジェクトでも、ITを使うことによって、スムースに情報共有する事ができます。

私たちはテレワークの実践もユニバーサルデザインの普及の1つの方法として、その方法自体についても調査・研究を進めています。