2006年CSUNツアーレポート:榊原直樹(1)
出発前夜
毎年ご好評をいただいている当ツアーですが、今年はなんと参加者が60名を超えた巨大ツアーになってしまいました。ベテランの私としては集団を先導しなければならないため、旗の一つも立てなければ目立つのは難しかろうということで、出発前に急遽UDITの旗を作ることにしました。写真では簡単にできそうに見えますが、夜中に一針一針縫っていくのは結構大変です。本気でミシンが欲しくなりました。
とはいえ、旅慣れた方や海外での学会発表の経験のある方も多いので、放っておいてもそれ程困ることはないだろう。この旗も少しばかりの遊び心から作ったもの。
心配なのは旗竿に使ったのが壁と壁の間に取り付ける突っ張り棒なので、竿の中身が鉄製なこと。もしかしてこれが空港のセキュリティに引っかかるのでは、と余計な心配をしましたが難なく通り抜けることが出来ました。
ロスに到着
今年はメインのカンファレンスが始まる2日前に到着したので、かなり余裕を持ったスケジュールで行動できそうです。そんな訳でまずはバスで市内観光。定番のハリウッド大通りへ行ってチャイニーズシアターの辺りをうろうろ。しかし何度も来ているので、私は観光地を離れて最寄りの地下鉄の中へ行き公共機関のアクセシビリティをチェック。時間が無くて電車に乗るところまでは出来なかったのですが、駅の造り方の思想が日本と違っていてとても面白い。
特に興味を引いたのが券売機の作り。防犯上の理由からか、やたらめったら頑丈そうな筐体になってます。これまでアメリカであまり電車に乗る機会がなかったので、じっくり観察するとAUDIOの文字が見えます。このボタンを押すと券売機の操作を音声でガイドしてくれるのですが、ジャックがあるのでヘッドホンを持ってこないと使えないのかと思ったのですが、そのまま大きな声で喋ってくれました。
一通り見回った後、ホテルに移動。チェックインを済ませて夜はホテルのスポーツバーへ。この日はWorld Baseball Classic大会の決勝戦。ロスからだと球場まで車で2時間くらいで行けるので、何とか見に行こうとした人もいましたが我々は早々に諦めて、スポーツバーで楽しむことに。
日本が優勝したことを確認したあと、また部屋に戻り懇親を兼ねてツアー参加の皆さんと飲み会。この日は本当に遊んで一日が終わったのでした。