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2005年CSUNツアーレポート:松本珠美

2005年CSUNツアーレポート:松本珠美

アメリカほぼ初上陸の1日目は日本時間で3時に起床。 眠さと戦いながら、入国審査を受け、指紋をとり、子供はどうするの?ときいたら もーっと大きくなったら(12歳以下はいらない。)とプーチン大統領似の厳しい顔から笑顔になり手で背の高さを示して教えてくれました。 

残念ながら彼方日本は見えませんでした。一日目 サンタモニカの海岸 春とは思えぬまぶしさに、目も体もびっくりしてしまいました。
3日目に行ったアクセスセンターは、スタッフの大人が常駐しています。子供たちが放課後に集まってやってきます。このときはまだ、午前中だったので子供の姿はありませんでした。子供たちは、パソコンの使い方を教えてもらえます。そこから小さな子供向けのおもちゃスペースもあり、気軽に立ち寄れる感じが印象に残りました。近くにショッピングセンターがある、便利な地区の一角にありました。

  アクセスセンター 子供向けのおもちゃスペース

アメリカへ行ったらとりあえず、テーマパークへ行く。(松本ルールです。) ユニバーサルスタジオです。岡(山)の上からパークに入るので、下の階へはエスカレータで降ります。エレベータもありました。 
この日は雨で薄暗かったせいで煌々と光っていました。晴れた日は少しまぶしいかもしれませんが計画をたてるのには便利です。

この時期雨の少ないロスはあいにくの雨。雨が多いのに日本の遊園地には屋根のあるベビーカー置き場が少ないです。座席がぬれたベビーカーは子供も嫌がるので、雨の日は、レンタルされたベビーカーが乗り捨てされがち。スタッフがピックアップに一苦労、なんてことも、屋根がある置き場があれば少なくなるかもと思ったのでした。 
せっかくの白雪姫のお城の一部を見苦しくしており恐縮です。魔女のおばちゃんから魔法の鏡を借りて、(本当に魔女特製りんご食べたみたいな・・・)顔をよく見る様、いいきかせておきます。さてこの日は土曜日でしたが、ディズニーランドはすいておりました。写真はすいているパーク内の様子のつもりです。小雨がぱらついていたこともあったかもしれませんが、朝からほぼ走る早歩きでファストパスの列に並びに行く東京とは大違い。スローなテーマパークライフ(?:どこかで聞いたことあるような・・・すみません。関根さん、拝借しました。)をアメリカで満喫させていただきました。うんざりするほどの行列のない、食事もゆったり頂ける(ここがポイント高いです)パークライフは、アメリカでなら実現できます!でも、遠すぎます。日本でもなんとか実現できないかしら・・・。それは贅沢なのでしょうか。

ユニバーサルスタジオの待ち時間が人目でわかる掲示板
ベビーカー置き場に屋根
憧れのディズニーランド

振りかえって・・・。 
代表的なテーマパークを2日連続でいけたのは、本当に感激でした。 
これとは別に、一日目に、サンタモニカの海岸にある遊園地の観覧車を目ざとく見つけたちびなおきにせがまれ、アクセスセンターへ行った後、バスで学生さんに連れて行ってもらい観覧車にのってきました。古き良きアメリカの時代を感じさせる、アメリカ版花やしきの存在に、驚きました。それまでアメリカは使い捨てが当たり前、物があふれて疲れる国、のイメージがあったのですが、そこのゲームセンターのシュミレーションゲームは日本から来た中古たちでした。懐かしさもあったのですが、ほっとしました。物理的には遠いままですが、アメリカが近い国に思えるようになりました。17年くらい前にヨーロッパでN社スリムタイプの再生専用携帯カセットデッキ(S社もどき)を使っていたら、同じコンパートメントに乗り合わせたおじさまが、それなんだい?と自分のバックから初代S社携帯カセットデッキ、みたいな大きな黒いテープデッキを出してこられたことがあり、あの頃は、ヨーロッパは遅れているのね(でも日本人よりも物を大事にするのは見習いたいと思った。)、なんぞ青い考えでしたが、日本の電化製品サイクルの短さには、いよいよついていけなくなっています。あーあ。人様のご長寿記録はどんどん更新されているのに。そして、ふとどこかのお年寄りの施設で、痴呆症の進行を緩やかにする方法のために、昔の町を再現したというのを思い出しました。 
私が年をとったころ、どんな町を再現してもらえるのでしょうか。町の一角のゲームセンターにはビートマニアや太鼓の達人があるのかしら?都合のよいところだけ物忘れおばあちゃんになって、おさかな天国たたきながら、こんなレポートも書いたかねえー、となるのもいいかなあと思うのでした。 

しかし、なんにもセッションの感想がなかったのに気がつき。 
私が参加したセッションは、新聞広告に出ている求人の多くがしょうがいあるなし関係なく就けるものが多い、企業の採用担当者は、たとえしょうがいがあっても、それをカバーできる方策があることを知るべきだという話題でした。日本に比べて、先進的なアメリカでも企業がしょうがいのある方を採用するのは、まずは、検討してしまうのか、という現実。それはどこへ行っても同じなのだろうという認識を持てたことは、日本ではどんなことが問題なのかを知らないといけない、という気づきをもらうことができました。今後の自分のテーマにできればと思います。 

最後に皆さんに大感謝 
ちびなおきの同行をお許しくださった関根さん 
ちびなおきと意気投合いただいた浅野くん 
ちびなおきのおねえちゃんしてくださった藤井さんはじめ女子大生の皆様。 
ちびなおきのオアシスになってくれた榊原さん 
ちびなおきがベッドから落ちたのを心配してくれた今井さん 
そして、 ちびなおきをツアーメンバーとして歓迎してくださったメンバーのみなさん 
ちびちび、っと、御礼申し上げます!本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしております!


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