W4A2008北京レポート（３）
北京五洲大酒店 （Beijing Continental Grand Hotel）
ホテルに着いた。タクシーの料金をごまかす運転手がいると聞いていたし、パンフレットにも注意すべしと書かれていたので、メーターをしっかり見て61元だ と確認。だが、運転手は80元だという。19元高い。迂闊にも、高速料金を把握していなかったため、信用することにする。で、100元を出すと、 「OK？」と聞いてくる。なので、レシートとおつりを出せとしつこく迫ると、高速のレシート２枚とタクシーのレシート、それに10元札を突き出して、運転 手はそのまま荷物を降ろしに出てしまった。レシートは暗くて印刷が薄いのでよくわからない。結局そのまま運転手はさっさと帰って行ってしまった。10元や られた！と思ったのだが、よく考えると高速レシートの1枚は関係ないもので、合計20元（正確には19元）やられたのだとわかった。
20元は、だいたい300円である。米国なら、チップであっという間に消えてしまう金額だし、別に惜しいわけではない。親切にしてくれたのなら、別に keep change でもいいと思う。でも、ごまかしたり騙すのはダメだ。いやな気持になる。こんな風に、いきなり「中国ってやっぱり・・・」と思わせる出来事でスタートした 滞在だが、実はこのあと中国人のまじめさ、親切をこの10倍も感じる出来事が続くので、今となってはあまり気にしていない。しかし、このある種の「コント ラスト」が今の中国を象徴しているのかもしれないと、今になって思う（これを書いているのは４月21日だ）。
ホテルは、四つ星の北京五洲大酒店(Beijing Continental Grand Hotel)である。ガイドブックには載っていないホテルだ。おそらく、観光地から遠く、国際会議場と連結したホテルだからだろう。WWWCの特別料金で 一泊９千円程度である。部屋は広くて十分快適だし、ホテルスタッフもみんな親切。スタッフは押しなべて英語が下手なので、こちらの下手な英語とうまくかみ 合ってコミュニケーションも悪くない。しかも、宿泊料金には朝食バフェも含まれている。素晴らしい。ついでにいえば、WWWC の料金(US330$)に、２回分の昼ごはん、レセプションの晩御飯1回も付いている。
 ホテルの部屋は広く、快適だった |
 テレビは数十チャンネルあり、CNNやNHKも |
 しかし、バスルームの壁際などは掃除の行き届いていないところも |
 部屋にある湯沸かし器は、ボコボコ沸騰するティファールのような電気湯沸かし器で、カップめんも作れる |
明日4月20日はオフなので、中関村に出かけるつもりだ。
