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W4A2008北京レポート(2)

ノースウエスト A330-200

画像:これから搭乗するNW11機の写真 今回は、巷でノースウェストじゃなく「ワースウェスト」だと言われている、ノースウェストで成田—北京を往復した。私自身あまりよい印象を持っていない航 空会社の一つだが、北京までは4時間かからない程度だし、我慢できると踏んだ。しかも、何よりも中国系の航空会社と同じくらい安い。

フライトナンバーNW11の機体は、ボーイングの A330-200 だった。この機種、なんとエコノミークラスにもビデオ・オンデマンドのシステムが導入されていて、20タイトルほどの映画がかかっていた。座席も、先月CSUN2008 (CSUNのレポート) に行った時のJAL機に比べて広い気がする。(確認していないので、本当かどうかは保証しない)また、食事も機内食としてはとてもおいしかった。つまり、 とても快適だったのである。事前にWebサイトで座席を指定できるのもいいし、チェックインも事前にWebで済ませておいたので、チェックイン窓口に並ぶ 必要がなかった。

隣のシートには、中国人の母娘が乗ってきた。二人とも英語が上手で、空港からホテルへのアクセスなどをいろいろと教えてくれた。なお、この二人からこの飛行機が実は米国からの乗継便であることを知った。

飛行機は予定時刻より20分ほど早く北京空港に到着し入国を済ませた。入国管理官は一言も言葉を発することなく、パスポートと顔をしばらく眺めた後そのま ますんなりと通してくれた。無愛想ではあった。空港を出てタクシー乗り場へ行き、タクシーを拾う。タクシー乗り場では、空港の係員? が、"Passenger direct card" という、タクシーの不正について書かれた注意書きパンフレットを配っていた。もう夜10時を過ぎている。タクシーに乗って、そのパンフレットを読みながら ホテルに向かった。

帰りが同様に快適かどうかはわからないが、いいスタートである。