ITがつくる全員参加社会
- 著書名:ITがつくる全員参加社会
- 出版社:NTT出版
- ISBNコード:ISBN:978-4-7571-0224-8
- 発行日:2007年12月25日
- 著者:国際社会経済研究所 監修 山田肇 編著 小林隆/榊原直樹/関根千佳/遊間和子 著
- 価格:2,520円(税込)
- 体裁:A5版 262ページ
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高齢者や障害者といった、しばしば情報弱者と分類される人々も含め、みなが参加する情報社会を作っていく。そのために、情報通信機器やサービスの改良を求
め、利用者教育の機会を作っていく。そんな社会政策が世界各地で動き出した。電子政府のことをeGovernmentと表現することがある。
Governmentは政府を意味する英語で、その前のeは電子化したことを表している。同じように、全員参加の情報社会をつくる政策を
eInclusion政策と称する。Inclusionは参加とか包摂という意味である。
本書では、これを全員参加社会と統一的に表現することにした。全員参加社会を作っていくための障壁は何か。世界は、それをどう克服し
ようとしているのか。そんな社会政策の最新動向を提供し、社会的な理解を深 めていくこと。それが本書の目的である。(本文から)